綿ふとんの打ち直し

永年使用してペチャンコになり、干してもなかなか膨らまなくなった綿のお布団を、機械で解きほぐし、ゴミや塵や細かなホコリなどを取り除き、通気性と保温性をアップさせふっくらと蘇らせることが可能です。また、掛布団を敷布団や座布団に替えたり、その逆やサイズ変更もできます。


綿ふとん打ち直し行程

  • お客様から頂いたお布団の生地を剥がし綿だけにします。
  • 他のお客様の綿と混ざらないように名札をつけ、個別管理をします。
  • 個別管理された綿を1件ずつ柔らかくほぐします。
  • ほぐした綿を繊維を整えながらシート状に重ねていきます。
  • お選び頂いた新しい側生地に、熟練した職人が綿を入れます。状況により足し綿を行います。
  • 布団専用の絎けミシンと綴じミシンで綿と生地を固定します。
  • 出来上がった布団をオゾン発生器で殺菌・脱臭処理を行います。
  • 検針・検品をし確認の上、お届けいたします。

新しいお布団を購入するのも良いですが、環境のため、布団のために一度お考え下さい。打直しの目安は、敷布団で3年、掛布団で5年といわれますが、布団の傷み方は使用する環境によっても様々です。一番のポイントは、布団を干しても膨らみにくくなった時です。その場合、吸湿発散性が乏しく重くなり、夏はムレて暑くなり、冬はヒンヤリした状態が考えられます。また、綿わたとはいっても永久的に使用できるわけではありません。当然のことながら賞味期限はあります。これも使用される環境にもよりますが、綿を引っ張り出してブツッブツッとすぐに切れてしまい、コシがなくなって初めて粗大ゴミの仲間入りです。

綿ふとん打ち直し価格表〈目安〉

掛ふとんAB
シングル
155×200cm
¥8,250¥9,350
ダブル
175×200cm
¥9,900¥11,000
敷ふとんAB
シングル
105×200cm
¥8,250¥9,900
ダブル
136×200cm
¥11,275¥13,200

※AとBの違いは使用するサテン生地の違いです。足し綿は含まれておりません。
※ロングサイズその他特殊サイズも承ります。